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第3回自治体オープンデータ推進協議会(関西会議) 「広報誌オープンデータ 次のステップ」

開催日: 2015年6月22日
ライセンス : CC0
開催日時 2015年6月22日(月)10:00~15:00 場所 大阪イノベーションハブ 参加費:無料 内容 自治体オープンデータ推進協議会(関西会議)は、本取り組みの関西地域での推進を目的とし、地方公共団体、有識者をメンバーとして2014年度より実施しております。 2015年2月10日、政府のIT戦略本部による地方自治体への「地方自治体オープンデータ推進ガイドライン」と「地方公共団体のための最初の手引書」が公表され、地方自治体でも、今後のオープンデータの取り組みについて、注目されているところです。 その中で、自治体広報誌のオープンデータ化が広がりを見せています。 最初のステップである「オープンライセンスによる公開」を実現した次のステップは「構造化」であるといわれています。広報誌に含まれるデータをコンピュータプログラムが扱いやすい形に整理することを「構造化」と言いますが、データを「構造化」して公開することができれば、民間企業や市民によって制作される幅広いITサービスによるデータの再活用が簡単になるため、広報誌情報の告知効果が高まると考えられています。 広報誌データを含む日本の行政データの「構造化」の際には、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が策定を進めている共通語彙基盤を用いて表記の統一することで、データの再利用性を高めることができると期待されています。午前中の第一部では、国立情報学研究所の武田英明教授より共通語彙基盤Ver2.2の要点の紹介をしていただきます。また、これまで大阪市天王寺区や横浜市金沢区など様々な行政情報サービスの構築に当たりオープンデータの構造化を行ってきた小林巌生氏より、共通語彙基盤の活用を含む「構造化」のコツを紹介していただきます。 午後からの第二部では、米国GitHub社の行政担当エヴァンジェリストであるBen Balter氏より、海外における自治体によるオープンデータ公開の事例について紹介していただきます。民間サービスや市民プログラマによってデータが利用されなければ、オープンデータ化による告知効果は限定的なものになってしまいます。GitHubは、オープンデータの活用者側である世界中のプログラマから支持を受けている、プログラムやデータの共有プラットフォームです。昨年度、和歌山県が全国で初めてGitHubによるオープデータの公開を始めるなど、自治体オープンデータの公開の方法としても日本でも注目され始めています。 また、和歌山県、滋賀県、神戸市、大阪市さんによる関西の先進的な自治体オープンデータの取組について、お話いただきます。 当日は、オブザーバ、一般の傍聴席を設けます(定員50名)。オープンデータ推進にご関心のある皆様には、広くご案内いただき、ご参加いただければ幸いです。 アジェンダ 10:00 開会挨拶 10:15 「共通語彙基盤 コア語彙2(Ver 2.2)の紹介」 武田英明(国立情報学研究所教授/独立行政法人 情報処理推進機構/NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ理事長) 11:00 「自治体広報誌ネクストステップ」 小林巌生(有限会社スコレックス代表取締役/NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長) 11:45 第一部終了挨拶 (昼食) 13:00 「GitHubを用いた海外のオープンガバメントの事例紹介」 Ben Balter(GitHub Inc. Government Evangelist) 14:00 リレートーク「関西自治体オープンデータの取組」  和歌山県、滋賀県、神戸市、大阪市 14:30 閉会あいさつ 主催:自治体オープンデータ推進協議会(関西会議)、一般社団法人オープンコーポレイツジャパン 共催:大阪イノベーションハブ、ODI Osaka、NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ、独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 後援:総務省近畿通信局、近畿情報通信協議会、オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構、一般社団法人オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン、LODチャレンジ実行委員会
更新: 2015年6月15日

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