オープンデータの利活用に向けたコンテストが近年様々な団体により開催されるようになり、日本のオープンデータは急速な盛り上がりをみせています。各団体が公開するデータや活動についても組織の壁を越えた”つながり”の創出によるオープンイノベーションに期待が高まっています。
日本にオープンデータ活動を根付かせることを目的として、2011年に活動を開始した「Linked Open Data チャレンジ Japan(通称:LODチャレンジ)」は、「オープンなデータづくり」と「データ活用」に取り組む人々や自治体を表彰する日本初のコンテストとして、日本のオープンデータ推進のけん引役を4年間に渡り果たしてきました。
今年5年目を迎えるにあたり、LODチャレンジではコンテストを通したオープンデータ推進のさらなる可能性を探るために、本年度のコンテスト開催のキックオフイベントとして、様々なバックグラウンドを持つユーザが主体となってデータを公開、リンクして構築する「参加型オープンデータ」をキーワードにシンポジウムを開催します。シンポジウムでは、コンテストの参加者と運営者、オープンデータ普及・活用にかかる有識者といった参加型オープンデータを取り巻くキーパーソンをお招きして、今後の参加型オープンデータのあり方を多面的に議論します。このシンポジウムにおいて、LODチャレンジ実行委員会(所在:慶應義塾大学環境情報学部萩野研究室、実行委員長:慶應義塾大学環境情報学部教授 萩野 達也)は、Linked Open Data チャレンジ Japan 2015(以下、LODチャレンジ2015)の開催を宣言し、2015年10月1日より作品募集を開始いたします。
更新: 2015年9月18日
(LODチャレンジ事務局)