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「地震発生確率+人口データ」から見えてくること

ライセンス : CC0
更新: 2013年10月22日

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地震 - 日本に住む私たちの誰もが身近な問題として感じています。 世の中には、地震に関するデータがいくつもあります。 その一例が、「確率論的地震動予想地図」。 (J-SHIS 地震ハザードステーションのウェブサイトよりダウンロード可)  このデータは、地震の発生確率と地図が予めセットになったGISデータであり、 QGISなどのフリーソフトを使って誰でも簡単に地震確率を視覚的に捉えることができます。
更新: 2013年10月20日 (Ciennel)
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これは今後30年の間に震度5強以上になる確率によって色分けした地図です。 確率が高いほど濃い赤色にしました。
更新: 2013年10月20日 (Ciennel)
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ところで、身近といえば、人口データは最も身近なデータの一つではないでしょうか。 人口データにもGISデータがあります。 「地図で見る統計」とググれば、e-Stat(政府統計の総合窓口)のウェブサイトが見つかり、 そこには様々なGISデータが用意されております。
更新: 2013年10月20日 (Ciennel)
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例えば、小地域ごとの人口を地図で見ることができます。 この図では、北から青森県、岩手県、秋田県、宮城県、福島県、 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県、埼玉県、栃木県、群馬県、 山梨県、長野県、新潟県、富山県を表示してみました。 色が濃い区分ほど人口が多いです。
更新: 2013年10月20日 (Ciennel)
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それでは、先ほどの地震発生確率データとこの人口データを組み合わせたら 何が見えてくるでしょうか? 二つの図を重ねてみましょう。
更新: 2013年10月20日 (Ciennel)
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地震の図は赤、人口の図は青です。
更新: 2013年10月20日 (Ciennel)
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このように重ね合わせてみると、 地震の発生確率が高いある地域に、実は人がたくさん住んでいたことがわかったり、 逆に、地震が発生しづらく、人口も少ない地域も見えてきたりします。 例えば、2011年の大地震以来活発に議論されている、原子力発電所や核廃棄物の処分所などは 「地震が少なく、人口も少ない場所に配置する」のが仮に最善の選択だとすれば… 身近な二つのデータが組み合わさることで、よりよい決断を助ける、 ということがあるかもしれません。
更新: 2013年10月20日 (Ciennel)

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