【エントリー部門】
データセット部門
【応募者属性】
学生
【応募者名】
三沢純史、椿美紀、田仲岳人、斉藤悠河、井上諒、大槻明
【エントリー作品のURL】
http://lodcu.cs.chubu.ac.jp/SparqlEPCU/project.jsp?projectID=Crossing_LOD
【エントリー作品の権利指定】
CC-BY-NC
【エントリー作品の詳細説明】
(さらなる詳細については,別にアップロードしたスライドを参照)
事故や渋滞の原因となる”開かずの踏切”について、
国土交通省の「緊急対策踏切の実施状況リスト(http://www.mlit.go.jp/road/sisaku/fumikiri/pdf/fu_02_b.pdf)」を基に,迷惑度を独自に点数化しLODを作成した.
迷惑度の点数を独自に定めることで、どの踏切がより通りにくいかを明らかにし、迂回路の提案や対策の要求に活かしやすくしている.
具体的に,次に示すとおり,ポジティブな要素、ネガティブな要素を0点を基準として独自に点数化した.
<"開かずの踏切"迷惑度点数表>
4点 対策事業中
3点 対策調整中
1点 速攻対策済
0点
-1点 歩道が狭隘な踏切
-2点 自動車ボトルネック踏切
-3点 歩行者ボトルネック踏切
-5点 開かずの踏切
上記の点数項目は,いずれも「緊急対策踏切の実施状況リスト」で示されているものであり,
基本は,迷惑度の度合いに比例してマイナス1点ずつ増やしていき,
逆に,既にその踏切に関し何らかの対策等が取られている場合は,
その対策等の有効度の度合いに比例して1点ずつ増やしていく仕様である.
さらに,次のとおり独自の重み付けを加えている.
・ポジティブ要素の重み付け
「速攻対策済」は取り急ぎの対策のみであり,
対して,「対策事業中」、「対策調整中」は、
これらの事業が完了すれば問題が除去されるので,
各々さらに1点ずつ重み付けした.
・次ネガティブ要素の重み付け
「開かずの踏切」は,ピーク時間の遮断時間が40分/時以上の踏切であり,
「自動車・歩行者ボトルネック踏切」よりも迷惑度が格段に高いため,
さらに-1点を重み付けした.
上記の仕様で,"開かずの踏切"に関する迷惑度を独自に点数化してLODを作成した.
さらに,このLODを基にLODbrowserでマップ化(可視化)した.
このマップによって、通行者には近隣の迂回路の提案、鉄道会社には更なる対策を促すことが期待できると考えられる。
更新: 2016年1月16日
(大槻ゼミチーム4)