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WOD~ウッドオンデマンド~

ライセンス : CC0
現在、需給情報が分断されている「林業(供給)」と「木材産業(需要)」を、本システムを介してつなぐことで、適切な需給バランスの維持・製材歩留の改善・新規需要の開拓を図り、原木価格の向上および国産材需要の向上を目指す。
更新: 2017年1月16日

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【エントリー部門】アイディア部門 【応募者属性】学生 【応募者名】野本、伊藤、サム、金子、村瀬 【エントリー作品の権利指定】CC-BY 【エントリー作品のURL】なし 【利用しているオープンデータ】 ・森林の航空レーザー測量データ(単木ごとの樹種・樹高・胸高直径) ※現在オープンデータにはなっていないが、都道府県によっては申請により利用可能。  各地で測量が行われ、オープン化されれば全国各地で適用可能になる。 ・森林のDEM(標高データ)、林道・作業道データ ※都道府県によって、オープン化されている場合や、申請により利用可能な場合がある。 【利用しているパートナーリソース】なし 【エントリー作品の詳細説明】  現状の丸太・木材の流通は、林業者が原木市場に丸太を供給し、木材産業側が市場でセリによって丸太を購入しする形態が一般的であるが、原木市場にて需給情報が分断されているため、需給のミスマッチが生じており、過剰供給による価格下落や、供給不安定による国産材嫌厭の一因となっている。  また、丸太の採材は2m・3m・4m・6mという長さで行うことが一般的であるが、長さの刻みが粗いために、製材側でカットしたり、長さ不足で1段階上の長さを購入したりというロスが発生していると考えている。  そこで、木材産業側の需要情報を林業側につなぐことで、適切な需給バランスを維持し、価格・供給の安定を図ることにより、原木単価の向上と国産材需要の増加を図る。また、製材側が本当に必要としている長さで採材を行うことで、歩留改善による付加価値向上と、これまで外材が多く用いられていた2x4材や横架材など、新規需要の開拓を目指す。
更新: 2017年1月16日 (野本浩幸)
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WODの全体イメージを示す。 (1)木材需要側である、工務店やプレカット工場、製材所などが、どのような材料をどれだけの量、いくらで買いたいかを入札する。 (2)オークション形式にて市況が形成され、規格ごとの単価と需要量が表示される。 (3)原木供給側では、市況に基づいて、各団地(山)における想定収支が表示され、施業計画の立案に利用できる。 (4)原木供給側と木材需要側で、直接のコミュニケーションを行うためのチャットシステムを用意する。 (5)林業現場では、どの材が収穫に適しているかを、市況の一覧のほか、単木表示や林尺(大きいノギス)、ハーベスタ(伐倒機械)などで確認できる。 (6)市況・注文状況に基づき、最適な造材パターン(丸太の長さ・切る順番)をナビゲーションする。重機運転席にて、タブレット端末での表示を想定。
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)
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(1)入札画面のイメージ  樹種・長さ・直径・曲がり等で区分される丸太に対し、木材産業側が需要量[m3]と希望価格[円/m3]を入力する。  需要量については、短期(1ヶ月内)の需要と、長期(3~6ヶ月内)の需要の両方を入力できるようにすることで、短期的には今施業を行っている林業現場でどの木を伐るべきかが分かり、長期的には次にどの現場に入ればよいかが分かるようにしたい。
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)
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(2)市況の一覧画面(メイン画面)のイメージ 樹種・長さ・直径・曲がり等毎に、オークション形式で市況を形成し表示する。 ただし、実際には、現状の商慣行を十分に調査し、供給・市場・需要の3者が合意可能な、値付けの方式・アルゴリズムを検討することが重要と考えている。
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)
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(3)-1 団地毎収支予測画面のイメージ 団地(森林のまとまり)毎の収支予測をマップ上に表示し、次にどの現場で施業をすべきかの参考にする。 収入は、市況と、後述する航空レーザー測量による単木データを基に計算する。 支出は、傾斜と林道・作業道等のデータと単木データを用いて推算する。
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)
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(3)-2 伐倒推奨木の単木表示イメージ 航空レーザー測量によって、木一本ごとの樹種・樹高・胸高直径の推定値が分かるようになった。 このデータを用いて、市況とマッチングすることで、伐倒推奨木を決定することができる。 なお、実際には、間伐で収穫を行う場合、市況だけに基づいて伐ると、太い木だけを伐り細い木が残されるような状況が考えられるため、間伐理論と組み合わせて、森林整備と収入確保の両立を図る適切な伐倒推奨木を選定することが必要である。
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)
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(4)コミュニケーション画面のイメージ 林業側と木材産業側で直接コミュニケーションを図ることで、価格の交渉や要求仕様の見直し、納期の相談などが可能となる。
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)
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(5)(6)林業現場での情報提供イメージ 林業現場での情報提供は、(2)や(3)-2の画面をタブレット端末で閲覧できるようにすることのほか、写真(試作品)のように、林尺という直径を測定する道具をIoT化し、直径を測り、曲がりをインプットすることで想定価格が表示されるツールを検討している。 また、これまでは経験と勘で行っていた造材作業(丸太の切断)について、市況と注文状況に基づき、最適なパターン(長さ・切る順番)をナビゲーションするシステムも開発したい。造材を行うプロセッサという重機は、丸太をつかむヘッドで直径と長さを測定しているため、そこからインタフェースしてもらい、重機運転席に設置したタブレット端末で、目視確認した曲がりや傷の情報を入力することで、造材パターンを決定し、表示することができると考えている。
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)
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【実現に向けての課題】 ・航空レーザー測量の実施、データのオープン化 ・木材流通の商慣行の詳細な調査 ・木材製品の規格と使用している原木の組み合わせの調査(製材歩留の改善代がどれだけあるか) ・既存原木市場をどのような立場に置くかの検討(システム管理者が望ましいと考えるが・・・) ・プロセッサからのデータのインタフェースが可能かの調査
更新: 2017年1月15日 (野本浩幸)

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