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Moyo:IoT・ロボット群制御向けRDFストア

ライセンス : CC0
Moyoは、IoTデバイスやロボットのデータ収集や制御をリアルタイムに扱えるRDFストアです。 センサーデータをRDFへ結合したり、RDFへ書き込んだデータをデバイスへ即座にプッシュする機能を持ちます。様々なロボットに搭載されるエージェントソフトウエアが情報を共有するための基盤としても使えます。DBpediaのような公共データへ、気象や交通などのリアルタイム情報を含めるような用途にも使えるかもしれません。 スループットは毎秒数1000イベント程度のオーダー、トラフィックが少ないときのレイテンシは数100μs程度のオーダーです。 Apache Jena Fusekiを改造して開発中。
更新: 2017年1月15日

テキスト 詳細
【エントリー部門】基盤技術部門 【応募者属性】社会人 【応募者名】中川雅三 【エントリー作品の権利指定】 CC BY(Apache 2.0 License) 【エントリー作品のURL】https://github.com/m-nakagawa/jena/releases/tag/v0.1 【利用しているオープンデータ】 【利用しているパートナーリソース】 【エントリー作品の詳細説明】 Moyoはリアルタイムに変化する情報を扱えるようにしたRDFストアです。 人工知能学会第39回SWO研究会で発表した「CPLODサーバ」を実装したものです。 Moyoは、Apache Jena Fuseki 2.4.1(以下Fusekiと呼びます)を改造したものです。 Moyoは、拡張機能を使わなければFusekiと互換です。 Moyoと Fusekiとの相違点は以下の2点です。 ・インメモリのRDFストアの中に、外部からのデータ送信によってリアルタイムに値が変化するノード、  「物理ノード」を構成することができます。  物理ノードの構成にはMoyoが定義する特定のIRIを使います。このIRIを使わなければMoyoはFuseki  と互換に動作します。 ・「拡張エンドポイント」を持ちます。  拡張エンドポイントはつぎの機能を持ちます。  ・ 簡易なURL指定による、物理ノードの現在値と値の履歴へのHTTPアクセス。    タグパスと呼ぶRDFで表現した木構造に付与したラベルで物理ノードを指定します。    物理ノードを定義するときに指定する物理ノードIDによっても直接指定できます。    これらを指定することで、SPARQLを使わずに物理ノードの値を変更したり読み出したりする    ことができます。    また、これらの機能をつかうと、物理ノードの値の履歴を読み出すことができます。  ・WebSocketによる物理ノードへのアクセス。    ・WebSocketから、物理ノードの現在値を少ないオーバーヘッドで変更することができます。    ・WebScoketから、物理ノードの値変化通知を受信できます。
更新: 2017年1月15日 (Nakagawa Masami)
Webページ 詳細
Moyoのリリースパッケージを置いたGithubサイトです。 ここから「Moyo20170115.zip」をダウンロードして解凍してください。 同梱の「Moyoマニュアル.pdf」が、インストール、デモなどの説明です。 開発意図を書いた「LODの物理世界拡張と空間OS.pdf」も同梱してあります。
更新: 2017年1月15日 (Nakagawa Masami)
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Moyoマニュアル:インストール手順、デモの実行方法、データ作成方法など。
更新: 2017年1月15日 (Nakagawa Masami)
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LODの物理世界拡張と空間OS.pdf: Moyoの開発意図を記述した文書です。Moyoは、この中で「CPLODサーバ」と呼んでいるシステムを実装したものです。 これは人工知能学会第39回SWO研究会で発表した資料です。
更新: 2017年1月15日 (Nakagawa Masami)

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