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JAPAN CHOICE

ライセンス : CC0
本プロジェクトでは、第48回総選挙の小選挙区のポリゴンデータを立候補者と結びつけ、日本地図上でビジュアライゼーションした。 有権者が投票へ行く際、最初に立ちはだかる壁は自分の小選挙区はどこにあって、どんな立候補者が出ているのかという基本情報である。 従来は送付はがきや選挙公報、ネット検索に依存していたこれらの情報を「たった10秒で見つけられる」サービスとして、d3.jsを用いて可視化した。
更新: 2018年1月14日

テキスト 詳細
昨秋行われた2017年衆議院議員解散総選挙において、「データ、テクノロジー、デザインによって民主主義を前進させる」と標榜するNPO法人Mielkaが取り組んだプロジェクトの一つが「JAPAN CHOICE」であった。特にその中でも、当法人が従来からリサーチして保有していた議員情報と、東京大学西沢教授が公開している衆議院選挙区ポリゴンデータを組み合わせたデータビジュアライゼーションが今回のプロダクトである。 特筆すべきは、これら全ての動きをデジタルネイティブ世代、ミレニアル世代の10代、20代の社会人、学生のみが作り上げ、「直感的に、手に取るように選挙が分かるサイト」を実現したことである。その結果、サイトのローンチから1週間足らずで約300万PVを達成した。 データは、その受け手が直感的、合理的に解釈できるようにビジュアライゼーションされて初めて本当の価値を生み出す。 有権者が選挙の度に抱える悩みは、①どの小選挙区に当たるのかがわからない、②候補者に誰がいるのかがわからない、③候補者の情報がないし探すのも面倒など、どれもデータ、テクノロジー、デザインで解決できる悩みばかりであった。そこで、これら全ての悩みを解決したのが本プロダクトである。 利用手順は次のとおりである。 ①日本地図が表れるトップページで、自分の住民票がある都道府県をクリック(あるいはタップ、以下省略)する。 ②当該都道府県が拡大され、市町村ごとに線引された選挙区が表示される。これをマウスオーバーすれば立候補者がポップアップ表示される。クリックすればさらに詳しい立候補者情報が下部に表れる。 なお、詳細情報においては各選挙区の選挙公報へのリンクも常設しており、期日前投票では未だに選挙公報が届いていない地域もあったことから、オンライン上で見ることができるようになっている。 また、現在は開票結果をビジュアライゼーションし、当選者の所属政党に選挙区の色を変え、得票数の比較をバー表示で行っている。一方、開票前には各選挙区の接戦率データから、接戦度ごとに色を変えるビジュアライゼーションを行っていた。 このように、テクノロジーの力を用いて多くの投票行動へと繋がる情報をわかりやすく一箇所に集めることで、有権者に対して従来と比べて選挙のために調べる労力を減らしながらも、これまで以上の情報を提供することをで、情報格差の広がりも抑えることを可能にした。これにより、調べるために使っていた時間を投票先を考える時間に費やすことや、情報を得るための時間や方法が足りなかった有権者に対しても一票を考える機会を提供することを可能にした。
更新: 2018年1月14日 (とんふぃ)
Webページ 詳細
地域データ提供ページ http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~nishizawa/
このページは、地域分析に有用なデータを提供するページです。 東京大学空間情報科学研究センターの西沢明が作成、加工したデータ及びツールを提供します。 なお、本ページから入手したデータにより生じた損害については、一切、責任を負えませんので、ご了解の上ご利用ください。 また、人口データは平成22年国勢調査の町丁字集計人口を使用しており、東日本大震災の被災地では大きく状況が異なっていると思われますが、そのままのデータを公開しています。地域の状況を勘案の上、利用範囲を限定してください。 ●国土数値情報抽出ツール[暫定版]  国土数値情報のシェープ形式データから市町村単位や施設の種類単位に必要なデータだけを抽出するツールです。  国土数値情報は国土交通省国土政策局が整備・公開している国土・地域に関する情報です。国土数値情報のデータは、一つのファイルに都道府県全域(データ項目によっては全国)のデータが含....
更新: 2018年1月14日 (とんふぃ)
Webページ 詳細
衆議院議員選挙・小選挙区に関するデータの関するページ http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~nishizawa/senkyoku/
このページは、衆議院議員選挙の小選挙区に関するデータを提供するページです ●このページの内容  このページでは、衆議院議員選挙の小選挙区のポリゴンデータと国勢調査集計結果を小選挙区で集計したデータを提供しています。  小選挙区は、2002年の改訂による300選挙区、2013年の改訂による295選挙区、2017年の改訂による289選挙区です。  本ページで提供する国勢調査の集計データは出典を明示していただければ、自由に利用していただいて構いません。(CC-BY相当です。)  選挙区のポリゴンデータはパブリックドメイン(CC0相当)とします。出所等を明示しないで使用してもかまいません。  なお、本データの使用により損害については責任を負いませんのでご了承ください。 289選挙区の統計データとポリゴンデータの作成について、地理情報システム学会(GIS学会)第26回研究発表大会で発表しました。発表....
更新: 2018年1月14日 (とんふぃ)

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