ハッカソン・アイデアソン成果の共有と
ビジネス化支援・人材情報の統合サイト

地層名検索「Strata」

ライセンス : CC0
Strata は、これまでに記載された「地層名」を検索し確認することのできるデータベースです。新しい地層名を命名する際には、既存の地層名との重複を避けて命名規約に従う必要がありますが、数多くの地層名を把握することは困難でした。このデータベースには、地質図幅などの文献に記載された地層名がまとめられており、地層名の命名に活用することができます。 このデータベースでは、文献での記載に基づき、地層の細分や上位グループへの包含の関係をデータ化しています。各地層名には、記載文献の記述概要へのリンクが付与されていますので、記載文献にあたって記載の詳細を調べることに役立ちます。 このデータベースは、産総研地質調査総合センターの整備する「地層名検索データベース」のデータを利用しています。
更新: 2019年10月4日

テキスト 詳細
概要: これまでの地質学的な調査・研究によって、膨大な数の地層名が使用されてきました。新たな研究により新規の地層名を命名する際には、既存の地層名との重複を避けることが望ましいのですが、膨大な種類の地層名を把握することは簡単ではありません。また、 過去には異なる地層に対して同一の地層名が使用されていた例などもあり、地層名を検索し、記載を確認できるデータベースが必要でした。このため、産総研地質調査総合センターでは、地質図幅などの文献で使用された地層名を取りまとめた「地層名検索データベース」を2001年より公開しています。 地層名は、基本となる「層」に対して、それらが複数集まった「層群」「超層群」など、また「層」を細分したの構成部である「部層」「単層」などの階層構造を持ちます。地層名データベース「Strata」では、「地層名検索データベース」の記載単位のデータを利用し、新たに地層相互の階層構造の関係のリンクデータを作成することを試みました。文献ごとに記載された地層名の階層構造を突き合わせ、共通の上位構造をもつ地層名を同一と見なすことで、複数の文献で記載された地層名を構造化しリンク情報を作成しました。
更新: 2019年10月1日 (Kazuki Naito)
テキスト 詳細
使い方: 初期画面にある検索窓にキーワードを入力し検索すると、部分一致検索での結果が得られ「検索結果」タブに地層名のリストが表示されます。例として、検索キーワード「空知」で検索すると、「空知層群」ほか15件の結果が得られます。地層名パネルをタップ(クリック)することで、その地層名を起点とした階層構造の情報が「構成関係」タブに表示されます。 地層名パネルには、その地層名が記載されている文献が「データ出典」として表示されます。データ出典の情報からは、産総研の「 地層名検索データベース 」から出力される地層に関する記載(要約)を確認することができます。
更新: 2019年10月1日 (Kazuki Naito)
画像 詳細
更新: 2019年10月4日 (Kazuki Naito)
画像 詳細
更新: 2019年10月4日 (Kazuki Naito)
テキスト 詳細
利用しているオープンデータ: 〇産業技術総合研究所地質調査総合センター「 地層名検索データベース 」 https://gbank.gsj.jp/strata/
更新: 2019年10月1日 (Kazuki Naito)

おすすめの助成制度

このページにおける記載内容を実施する際におすすめの助成制度の情報です。

コメント