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車載カメラとAIによる路傍の石造物調査

ライセンス : CC0
更新: 2021年11月16日

テキスト 詳細
日本各地の路傍には、お地蔵さんや道祖神、庚申塔など、数多くの石仏や石造物が残されています。それらは主に江戸時代に造立されたものであり、百年以上の時を経た文化財を道端で普通に見られるというのは、世界的に見ても珍しい光景と言えるでしょう。 屋外で風雨に晒されている石造物には風化や破損したものも多く、その保全は喫緊の課題です。しかしながら、石造物の調査は十分に行われておらず、調査記録も古いものが多いため、現在どこに何があるのか把握できていないのが実状です。寺社の境内にある石造物とは異なり、路傍の石造物は再開発や災害によって人知れず失われてしまうことが少なくありません。 そこで、自動車内に設置したカメラで撮影した車窓風景の動画から、深層学習(ディープラーニング)を用いて石造物を検出し、位置情報を付けてデータ化しました。
更新: 2021年11月15日 (小池 隆)
Webページ 詳細
車載カメラとAIによる路傍の石造物調査 https://stone.midoriit.com/
車載カメラで撮影した動画から、深層学習(ディープラーニング)の技術を用いて路傍の石造物を検出した結果を地図上に示しています。 ゆっくりと再生されるように、実際には60FPSの動画を10FPSに設定しています。 メタデータ(CSV、GeoJSON)はCC0、動画ファイルはCC BYのオープンデータです。
更新: 2021年11月14日 (小池 隆)
画像 詳細
メタデータには、撮影日、所在地、石造物の種類(人手による分類)、AIによる物体検出結果、OpenStreetMapでの道路種別と道路名称が含まれており、これらを用いて様々な観点からデータを分析することができます。例えば、都道府県、道路種別、石造物の種類によるクロス集計をすることができます。(下記表の石造物分類はAIによる物体検出結果に基づく)
更新: 2021年11月16日 (小池 隆)

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