本作品は、街歩きワークショップで市民が得た「気づき」や「観察」を一次情報として尊重し、AIを補助的に用いて整理・構造化し、再利用可能なLinked Open Data(LOD)へ接続するための設計と手順を示すものである。AIは判断主体ではなく、記述の要約や分類などの補助処理を担う。人間による確認・調整を前提とし、最小単位の「観察(Observation)」を積み上げることで、他地域・他事例への展開や比較が可能なデータ化を目指している。完成データの提供ではなく、どの地域でも同じ考え方で実践できるAI-LOD化の枠組みを提供する点に特徴がある。