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カラーマップ新聞記事Web~いつどんなことが話題だったかを一目で見つける

ライセンス : 基盤となる技術については特許出願中(Webサイトの利用については「表示—非営利—改変禁止」を条件にCCライセンス)
国立研究開発法人情報通信研究機構は、NICTサイエンスクラウドを活用して、読売新聞社の協力により約30年分(1987年以降)の新聞記事をカテゴリ・キーワードで時系列可視化し、時間スケーラブルに表示するWebアプリケーション(SOMATO:走馬灯)の開発に成功しました。これにより日時や文字列による記事検索が主流であった新聞記事データベースが、カラーパレットによりスケーラブルに表示・分類・検索する可視化技術を確立しました。カラーパレットによる可視化は他分野ではこれまでにも行われていますが、1週間から30年間(1800倍)のスケーラビリティーでメディア情報を可視化した事例は初めてです。本技術の開発により、文字列検索とは異なる俯瞰型の新聞記事情報検索や分野横断的な事象の発見型検索が可能となり、例えば現在文部科学省を中心に進められている小中学校・高等学校の「アクティブ・ラーニング」への寄与が期待できます。
更新: 2020年11月2日

テキスト 詳細
【エントリー部門】 ビジュアライゼーション部門 【応募者属性】 社会人 【応募者名】 村田健史(情報通信研究機構) 【エントリー作品のURL】 https://somato1987.nict.go.jp 【エントリー作品の権利指定】 基盤となる技術については特許出願中(Webサイトの利用については「表示—非営利—改変禁止」を条件にCCライセンス) 【利用しているオープンデータ】 読売新聞社記事データベース 【利用しているパートナーリソース】 読売新聞社 【エントリー作品の詳細説明】 国立研究開発法人情報通信研究機構は、NICTサイエンスクラウドを活用して、読売新聞社の協力により約30年分(1987年以降)の新聞記事をカテゴリ・キーワードで時系列可視化し、時間スケーラブルに表示するWebアプリケーション開発に成功しました。これにより日時や文字列による記事検索が主流であった新聞記事データベースが、カラーパレットによりスケーラブルに表示・分類・検索する可視化技術を確立しました。カラーパレットによる可視化は他分野ではこれまでにも行われていますが、1週間から30年間(1800倍)のスケーラビリティーでメディア情報を可視化した事例は初めてです。本技術の開発により、文字列検索とは異なる俯瞰型の新聞記事情報検索や分野横断的な事象の発見型検索が可能となり、例えば現在文部科学省を中心に進められている「アクティブ・ラーニング」への寄与が期待できます。
更新: 2020年11月2日 (NICTサイエンスクラウド)
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【SOMATOとは何か?】 SOMATO(走馬灯)は長期新聞記事から注目するイベントや事象を一目で発見するための可視化Webサイトです。読売新聞の過去記事から最近の30年分の全カテゴリデータを可視化公開しました。マウス操作により数週間から数10年までを10段階の時間スケールで表示できます。カラーはカテゴリごとの記事の『出現率』を示しています。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【SOMATO操作手順】 ①日時とデータを選択して1995年1月9日の「事件・事故」に注目する。②サブカテゴリから「災害等」の記事数が多いことを確認する。時間スケールを拡大して、着目する日付を選択する。④見出し一覧が表示される。(兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の見出し一覧が表示される。)
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【2011年3月11日の東日本大震災前後2か月間の例】 3月11日を境に、巨大地震や大津波、国の原子力政策を転換させた福島第一原子力発電所の事故など、市民運動、事故、災害、資源・エネルギー、原子力、地震・津波、災害など、多岐にわたるカテゴリーにおいて大ニュースが相次いだ。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【災害記事の即時性】 阪神淡路大震災は1995年1月17日に発生した。その翌日から震災に関する記事は増え始めるが、当初はそれほど記事数が多くなかった。本当に記事が増え始めたのは、情報が整理されて伝わり始めた震災の数日後からである。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【ゲリラ豪雨という言葉はいつ頃から?】 ゲリラ豪雨という言葉が定着したのは、いつごろでしょうか。また、そのきっかけは何だったでしょうか。『ゲリラ豪雨』記事数と通常の『豪雨』記事数を比較するとよくわかる例です。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【広島の集中豪雨】 一昨年(2014年)に60余名の命を奪った広島の集中豪雨は記憶に新しい。しかし、たった15年前に同じ広島県で大規模な集中豪雨があり、30名以上が亡くなったことを覚えている者は少ない。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【京都議定書がもたらした環境意識の向上】 温室効果ガスの排出目標を掲げる「京都議定書」が締結された1997年(12月11日に締結)を境に、「環境」のキーワードでヒットする記事が急増した。日本人の「環境意識」の高まりが、報道にも反映され始めたといえる。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【メディアと購買の関係】 携帯電話の普及率(普及件数)と新聞紙上に携帯電話に関する記事が出現する頻度が見事に一致しています。メディアによる影響が購買に結び付き、購買の促進が国民の関心を記事件数という形で増加させたわかりやすい事例です。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【いじめは昔からあったが、いじめという言葉があったわけではなかった】 「いじめ」が日本で社会問題として認識されたのはいつごろかご存知ですか?特定ワードの新聞記事出現数は「日本におけるその時の世相」を表す指標です。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【貧困と虐待】 2006年~07年を境に、「生活保護」や「貧困」に関する記事が増加しています。時を同じくして「虐待」の記事も増えており、「家庭の経済状況の悪化が虐待を誘発している」可能性をうかがわせます。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【SOMATOから見えてくる日本人の意識の変化】 1992年ごろに未曽有の好景気からバブルがはじけ、そのあと人々の関心が個人や家族の安全・安心や社会の共生に向き始めた1990年代が一目でわかります。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【少子化問題と高齢者問題】 少子化問題は、1990年代後半に社会の関心事となりました。日本の生産年齢人口(15~64歳)が減少し始める時期と一致しています。一方で、高齢者問題は古くから日本の社会問題としてとらえられてきていました。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【障碍者への関心】 障碍者に関する新聞記事が増えてきた(社会の関心が高まった)のは1990年から2000年にかけてである。この10年が、経済的には「失われた10年」と言われていることと関係があるのだろうか?
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【利用データ】 新聞に載った!その瞬間からその出来事の歴史的記録が始まります。ヨミダス歴史館は、明治からの読売新聞記事 1,300万件以上がネットで読めるデータベースです。
データベース : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/database/
明治から現代までの読売新聞記事を検索できる有料データベースを紹介するサイトです。
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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【報道発表】 色で記事の傾向見るアプリ…NICT・読売共同開発(ヨミウリオンライン)
色で記事の傾向見るアプリ…NICT・読売共同開発 : 科学 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/science/feature/CO020871/20160108-OYT8T50106.html?from=ytop_os_info
 総務省所管の国立研究開発法人・情報通信研究機構(NICT)と読売新聞社は共同で、読売新聞記事データベースを元に、インターネット上で動くウェブアプリケーション(アプリ)を開発した。特定のキーワードを含む新聞記事がどの時期【科学】
更新: 2016年1月17日 (NICTサイエンスクラウド)
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「安心・安全」に関する記事は、1995年の阪神大震災を機に出現頻度が大きく増えた。さらに、2005年の耐震強度偽装問題の発覚、2011年の東日本大震災と、大きなトピックの浮上とともに一層増加し、国民の「安全・安心」への関心の高まりを示している。
更新: 2016年2月5日 (NICTサイエンスクラウド)
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1994年以前、「パソコン」に関する記事はあまり見られなかった。しかし、1995年8月、マイクロソフトがインターネットに初めて本格対応した OS「Windows95」をリリース。その後パソコンが爆発的に普及した。記事の数にもそれが表れている。
更新: 2016年2月5日 (NICTサイエンスクラウド)

おすすめの助成制度

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Webページに時間軸バーを簡単に組み込む事が出来る、オープンソースのjQueryプラグインです。元号や地質時代のように不等間隔な時間軸を色分け表示することで、データと時間(時代)の関係性を直感的に理解することができます。また、和暦/西暦の切り替えや、任意の時間帯のズームイン・アウトといった操作も瞬時に可能なため、データの時間方向の俯瞰と深堀りをより効率的に行えます。 これまでのWebGISでは、Cesiumなどを除くと一般に時間変化を扱うことが不得意でした。一方で、サイバーフィジカル空間でのWebGIS活用では、時系列データの可視化は避けて通ることができないため、誰もが使いやすいAPIが求められています。 本プラグインはLODチャレンジ2015「ひまわり8号リアルタイムWeb -手のひらの上にある今、この瞬間の地球」、「カラーマップ新聞記事Web〜いつどんなことが話題だったかを一目で見つける」の両エントリー作品で利用していた時間スライダー機能を発展させたものです。
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