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Political Data Visualization Hackathon Vol.1

開催日: 2015年4月11日
ライセンス : CC0
【レポート掲載】マニフェストスイッチとE2D3で新しい政治の見せ方を考えよう!
更新: 2015年4月22日

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"データビジュアライゼーションで「わかりづらい政治」を「わかりやすい政治」に変えよう!" このようなテーマを掲げ、2015年4月11日(土)に「Political Data Visualization Hackathon Vol.1」が開催されました。 会場は株式会社サイバード様にご協力頂き、代官山の大変オシャレなオフィスをご提供頂けることに!
更新: 2015年4月15日 (Sayoko Shimoyama)
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本イベントは、地方政治分野で活躍する早稲田大学マニフェスト研究所と、データビジュアライゼーションツールの開発・普及に取り組むE2D3のチームとのコラボレーション企画として急遽開催が決定しました。 (写真左:マニフェスト研究所 事務局次長 青木 佑一 氏、写真右:E2D3 プロジェクトリーダー 五十嵐 康伸 氏)
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まずはマニフェスト研究所の青木氏から、マニフェストスイッチプロジェクトについてのご説明。 「なんとなく選んでいた選挙」から「政策を比べて選ぶ選挙」への転換を目指します。 マニフェストスイッチプロジェクトのロゴマークには "マニフェストスイッチを押して日本をつくろう" という意味が込められています。
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続いてはE2D3チームの竹内氏より、E2D3の概要のご説明。 E2D3 (Excel to D3) は "全ての人にデータ可視化技術を" というコンセプトで、エンジニアがデータ可視化のテンプレートを開発し、それをプログラミングができない人もExcelから簡単に使えるようにすることを目的としたプロジェクトです。
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参加者の方々には隣同士でのブレストタイムを経て、それぞれアイデアを発表して頂きました。 その中から実現してみたいと思うアイデアに集まってもらう形でチームが結成されました。
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午後からはエンジニアの方向けに、E2D3チームの竹内氏からE2D3のプラグイン開発方法について詳細なご説明を頂きました。
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竹内氏のプレゼン資料はこちらからご覧頂けます。
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あとはチームで部屋に分かれてひたすら開発!
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政治のデータをどのように分析してどう見せたいか? ディスカッションにも熱が入ります。
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こちらの部屋では何やら立体物も登場!?
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あっという間に時間は過ぎ、18:30から成果発表が始まりました。 ① Word Cloudでパっと見で分かるマニフェスト マニフェストで書かれている文章を形態素解析して頻出語をWord Cloudで表示することで、パっと見て各候補者がどのような内容を主張しているのかが分かり、興味を持つ導線とすることができるという可視化作品。 質疑応答の中では、否定的な意味で使われている単語等のフィルタリングが課題であること、また今後の応用として候補者の発言の変遷や、選挙毎に全体の頻出語をWord Cloud化すると面白いのではないかといった議論がなされました。
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Word Cloudでパっと見で分かるマニフェスト

作成:2015年4月11日, 更新:2015年4月13日
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② マニフェストデータの自由文回答からの候補者マッピング(その1) マニフェストデータの自由文をMeCabというツールで形態素解析し、TF-IDF法で重み付けを行った後にPCA(主成分分析)を行ってマッピングするという試みで、各候補者の主張する内容の違いを可視化。 質疑応答の中では、それぞれの軸が何を表しているのか?という質問に対し、主成分分析の結果に基づき第一主成分、第二主成分をそれぞれの軸に取ったが、その意味の解釈にはさらなる分析が必要だという回答がありました。
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③ 候補者マッピング2 マニフェストデータに含まれる政策分野注力度をグラフ化し、それを各候補者の事務所の所在地情報を基に地図上に表示するという可視化作品。 質疑応答では、今後グラフ生成の自動化、事務所が近接していた場合の表示方法の検討が必要といった意見が出ました。
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③-2 実際の地図にマッピング なんと実際の川崎の地図上に候補者をマッピングするという可視化作品も!
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④ すべて見えているぞ 有権者の投票を助けるためのツールとして、マニフェストの文章中に含まれる言語を解析し、各候補者の「私はこれが一押しです」という政策分野、注力度、キーワードを可視化。クリックしていくとさらに細分化した情報が見れる。
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④-2 トピックモデルを用いた分析 各候補者のマニフェストデータに含まれるトピックを各列に並べて表示し、あるキーワードをクリックするとハイライトされるという可視化作品。 質疑応答では、トピックモデルの特徴・メリットは何かという質問に対し、文字データだけで分析可能でありそれ以上の外部データが不要である点、構造もっていないものは分析しやすいのが特徴という回答がありました。
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⑤ グラフによる政策注力度比較(The 村上) これまでマニフェスト研究所で手作業で作成されていた各候補者の政策注力度の円グラフを、自動生成可能にするとともにインタラクティブ且つ比較しやすくした可視化作品。 質疑応答では、色は政治的な意味合いがあるので気を付けた方が良い、色ではなく大きさ等で表すと良いのではないかという意見に対し、各メディアでの報道時に政党の色は統一されていないという指摘や、各候補者が自分の色を決められるようにすれば良いのではないかという提案も出され、議論が盛り上がりました。
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⑥ The大曽根 各候補者の重点政策分野を基に主成分分析を行い、候補者名をマッピングした可視化作品。Y軸は主に子育て要素、X軸は主に経済的な要素を表していると推測。 質疑応答では、 ・各候補者の違いがはっきり示せないと「誰に投票しても同じ」と思われてしまうのではないか ・有権者受けを狙うと政策が似通ってきてしまうのは仕方がないのでは ・エンドユーザーである有権者は一般に言語解析のアルゴリズムを知らないので安易に用いるのは危険 ・最終的な判断は人間がする、あくまでも気付きを得るためのツール といった様々な意見が出ました。
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⑦ The 山本 我々:選挙の前に情報を集め出す、候補者:選挙の前にいいことを言い出す、という現状を踏まえ、マニフェストデータの形態素解析とGoogle検索を利用し、各候補者の過去と現在の発言の内容及び発言の有無を比較し可視化するという提案。 質疑応答では、 ・新人の場合情報量が少ないのではないか ・メディア等によってその人が直接発言していないものも拾ってしまうのではないか ・過去の発言と一致しなかった場合に必ずしも悪いとは言えないのではないか ・ネガティブ/ポジティブの判定ができると良い(APIがあると良い) といった多数の意見が出されました。
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さすがに政治というテーマだけあって、最後の方では議論も非常に白熱していました。
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最後に取材に来て頂いたメディアの方々から総評を頂きました。 日経BP社大豆生田氏(写真:左)からは、「文章よりもキーワードでぱっと出てきた方がわかりやすい。入口としてデータの可視化を利用し、そのあとマニフェストや新聞を読めば良い。違いが伝わりにくいなら、メディアは見せ方を工夫して表現する必要がある。」というお話を頂きました。 また、NHK山本氏(写真:右)からは、「選挙は政策データだけでなく、候補者の演説や人柄なども判断材料となる。候補者そのものに興味を持つきっかけを提供する、とっつきやすくするツールとしてデータビジュアライゼーションは有効。自己責任で深堀していくのが有権者の責任。オープンデータがあることで政治への距離が変わる。メディアが使うものではなく、有権者とつなぐツールとなるのではないか。」というお話を頂きました。
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おかげさまで約40名の方々にご参加頂くことができました。 引き続きデータビジュアライズの力で政治の分野にどのようなインパクトを与えられるか、皆さまと一緒に挑戦し続けて行けたらと思います。
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【イベント開催概要】 日時 :4月11日(土)10:00~19:00 会場 :株式会社サイバード(東京都渋谷区猿楽町10-1 マンサード代官山 2F) 主催:早稲田大学マニフェスト研究所、E2D3 共催:一般社団法人リンクデータ、チーム「プロジェクトOPEN!」 会場提供:株式会社サイバード より詳細な情報は下記ページでご覧頂けます。
Political Data Visualization Hackathon Vol.1 | Peatix http://peatix.com/event/83496
趣旨 「政治は大事」、だけど関心は低い。「政治に関心が低い」のは政治がわかりづらいからかもしれません。それならオープンデータとデータビジュアライゼーションで「わかりづらい政治」を「... powered by Peatix : More than a ticket.
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【メディア掲載情報】 ・gooスマホ部さんのニュース記事として掲載頂きました!
新しい政治の見せ方を考えよう!―政治データ可視化ハッカソン (1/3) | スマートフォンはgooスマホ部 http://sp.oshiete.goo.ne.jp/club/view/bc63d53ebad80a6a281848b2224187d9/
統一地方選や国会議員の動向がメディアを騒がせているものの、「政治」そのものについて私達が日常的に語る機会は少なく、選挙の前や、タクシーに載った際、運転手と軽く交わすくらい…実はよく分かっていないから口に出しづらいのも確か
更新: 2015年4月22日 (Sayoko Shimoyama)

おすすめの助成制度

このページにおける記載内容を実施する際におすすめの助成制度の情報です。

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E2D3で政治のデータビジュアライゼーションツールを作ろう!
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■マニフェストスイッチ可視化作品の登録方法 政治家とマニフェストスイッチプロジェクトの政策データを使って作成した可視化作品(アプリ、ウェブページ等)は、Knowledge Connectorにご登録ください。 優れた作品はマニフェストスイッチプロジェクトサイトで紹介するとともに、マニフェスト大賞で審査・表彰させていただきます。
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川崎市議選において「候補が何を言っているか一目でわかる」サービスです。
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